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第10回 日イスラエル 科学技術協力合同委員会

科学技術分野での協力を強化することを目的とした第10回 日イスラエル科学技術協力合同委員会が東京で開催されました。

Embassy of Israel in Japan

1月15日(水)、科学技術分野での協力を強化することを目的とした第10回 日イスラエル科学技術協力合同委員会が東京で開催されました。

イスラエル代表団は、イスラエル外務省 アジア大洋州局北東アジア課長のヒラ・スターン、科学技術イノベーション省 チーフ・サイエンティストのアヴィ・ドム教授、イスラエル・イノベーション庁 アロン・ストゥペル会長が率い、コーヘン駐日イスラエル大使も会議に出席しました。日本側は、外務省 科学技術協力担当大使の川村裕氏を筆頭に、日本の科学技術分野の高官らが参加しました。

 

長年にわたる科学協力


イスラエルと日本の科学協力は、2008年にイスラエル科学・文化・スポーツ省と日本科学技術振興機構 (JST) が締結した覚書に基づき開始されました。この覚書は、両国間で1994年に締結された科学技術協力協定を基盤としています。この協力関係は長年にわたり成功を収めており、両国の研究者たちから高い評価を受けています。
これまでに、老化、脳研究、幹細胞、先端技術におけるICTなどの分野で22の共同研究プロジェクトが資金提供を受けてきました。また、日本学術振興会が主催する権威ある科学会議に、若手イスラエル研究者が参加する取り組みをはじめとして、両国の研究者や専門家間での継続的な協力が進められています。

 

コーヘン大使のコメント


「今回の合同科学会議の開催は、日イスラエル間の関係を進展させる重要な一歩です。科学とイノベーションのリーダーである両国は、お互いから多くを学び合い、素晴らしい成果を共に達成することができます。イスラエルは友好国である日本と共に、協力を加速させ、両国の双方に利益をもたらす科学的な絆を強化できることを嬉しく思います。」

 

未来を見据えて
 

今回の委員会では、科学、技術、イノベーション分野での協力を継続・深化させるという両国のコミットメントが強調されました。この協力関係がもたらす広大な可能性が、両国の関係強化や画期的な研究の推進に寄与することが期待されています。