9月3日 (火) 、コーヘン大使は初めて石川県輪島市門前町を訪問し、壊滅的な能登半島地震の被災者の皆さまに対する人道支援物資をお届けしました。
9月3日 (火) 、コーヘン大使は初めて石川県輪島市門前町を訪問し、壊滅的な能登半島地震の被災者の皆さまに対する人道支援物資を届けました。被災者の皆さまや地元関係者、援助活動に携わる方々との面会は、脆弱なコミュニティを支援するというイスラエルの強い意志を象徴するものでした。
2024年1月1日、能登半島を地震が襲い、広範囲にわたる被害が発生し、数千人の方々が家屋を失いました。イスラエルは同年2月5日に、国際災害救援NPOであるオペレーション・ブレッシング・ジャパン (OBJ) と協力して、第一陣の救援物資を送付しています。今回の訪問は、イスラエル国際開発協力庁 (MASHAV) の支援のもと、イスラエルからの第二便となる人道支援物資を届けるとともに、現地のコミュニティや行政機関と長期的なパートナーシップを確立することを目的としたものでした。訪問中、コーヘン大使はOBJ代表のドン・トムソン氏、そして彼のチームと共に、石鹸、シャンプー、洗剤などの必需品や、ナツメヤシやお茶などのイスラエル製品を、家や愛する人を失った家族に配布しました。
コーヘン大使 :「私は本日、イスラエルを代表して、能登の人々とともに、この非常事態に立ち向かうためにここにいます。この悲劇に見舞われたすべての人々に心を痛め、私たちは皆さんの生活再建を支援するため、緊急かつ継続的な援助を提供することを約束します」
また大使は、馳浩石川県知事、村山聖金沢市長、金井豊北陸経済連合会会長と会談し、被災した各コミュニティが現在最も喫緊に必要としている支援について話し合いました。その中で、災害対応における国際協力の重要性について、イスラエルのグローバルな視点と各諸国との協力へのコミットメントを強調するとともに、日本との緊密な協力関係を継続し、復興活動を支援することを約束し、このような困難な時期における集団的努力の重要性を訴えました。
コーヘン大使 :「我が国も、10月7日のハマスの攻撃で壊滅的な打撃を受け、南部と北部から何万人もの人々が避難しています。人災と自然災害という違いはありますが、両国の被害地域は共に強く立ち向かい、希望を持って再建に取り組まなければなりません。当面の物理的なニーズに対応することも重要ですが、長期的な復興が私たちの優先事項です。私たちはまた、技術革新で知られる新興国イスラエルが、どのように地域経済の復興に貢献し、この地域に残ることを望む若者たちに機会を創出し、街の復興につなげることができるかについて、地元当局と対話するためにここにおります。」
今回の訪問は、震災の被災者を有意義な形で支援し、人道的対応に貢献するというイスラエルの永続的なコミットメントを強く示すものでした。イスラエルが追加的な財政的支援と後方支援を約束したことは、被災地域の復興努力を支援することへの揺るぎない献身の証です。